朝ご飯で変わる!?学力テストに差が出るハナシ

全国学力・学習状況調査において、朝ごはんを食べる頻度と学力調査の正答率を調べた結果、朝ごはんを食べている頻度が高い方が学力調査の正答率が高いことが分かりました。『毎日朝ごはんを食べている児童・生徒』と『毎日朝ごはんを食べない児童・生徒』の間では、正答率の差が表れています。

 
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出典:国立教育政策研究所「平成31年度(令和元年度)全国学力・学習状況調査報告書」

毎朝ごはんを食べる事が学力に良い影響を与えているんだね!

カラダのエネルギー源として知られる炭水化物、ごはんとパンの違いを見てみよう!
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準備は大変だけど学力アップにはご飯の方がいいんだね!

体力や運動能力がアップする食事のヒミツ

全国体力・運動能力、運動習慣等調査において、朝ごはんを「毎日食べる」「時々食べない」「毎日食べない」の3群で体力合計点を比較すると、 その順に体力合計点が低くなっていることが示された。


 
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出典:文部科学省「平成22年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査」

特にエネルギー源である炭水化物の多い食べ物がポイントなんだね!

代表的な炭水化物を多く含む食品を見てみよう!
お米はチカラだ

炭水化物は分解されてブドウ糖という形でカラダを動かすエネルギーになるんだね!

玄米の嬉しい要素トップ10


1. 食物繊維
  • 腸内環境を整える効果
  • コレステロール値を下げる効果
  • 糖尿病を予防する効果
  • 高血圧を予防する効果
  • 肥満を予防する効果

食物繊維には『不溶性』と『水溶性』があり不溶性食物繊維は腸の中で水分を吸収し膨張、便のかさを増して蠕動(ぜんどう)運動を促すことで便を出しやすくする働きがあります。 又、水分を吸収し膨らむことで満腹感を得やすいといわれています。 水溶性食物繊維は腸の善玉菌のエサとなり腸内環境を整えます。

2.ビタミンE
  • 老化を防ぐ効果
  • 生活習慣病の予防・改善効果
  • 血流を改善する効果
  • 美肌効果
  • 生殖機能を維持する効果

ビタミンEには抗酸化作用を含んでおり活性酸素から身体を守り、生活習慣病の予防や美肌、アンチエイジング効果があります。 別名『若返りのビタミン』とも呼ばれています。 ホルモン分泌を促し更年期症状を予防するほか、血行を促し体内の『めぐり』を良くして冷え性や肩こりを改善する役割もあります。

3.ビタミンB1
  • 疲労回復効果
  • 神経機能を正常に保つ効果
  • 炭水化物(糖質)をエネルギーへ変換

糖質の多い食生活を送る日本人にとっては大切なビタミンの1つです。 糖質からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きをします。また糖質を栄養源として使っている脳神経系の正常な働きにも関係しています。 ビタミンB1が不足すると糖質をスムーズにエネルギーに変えることが鈍くなりイライラや倦怠感、筋肉痛や記憶力の低下が起こる。

4.カリウム
  • 高血圧を予防する効果
  • むくみを予防・改善する効果
  • 筋肉を正常に保つ効果

摂取しすぎた塩分を排出するために利尿作用をもたらすので、むくみの解消に効果があります。 余計な塩分が排出されるため高血圧の改善にも期待できます。 むくみをとって美しいボディラインへ!

5.フィチン(フィチン酸)
  • 血栓症を予防する効果
  • 高カルシウム尿症を予防する効果
  • 貧血を予防する効果
  • 生活習慣病による血液不調を改善する効果

玄米に含まれているフィチンという物質は体内に取り込まれることによってフィチン酸へと変わります。 フィチン酸には強い抗酸化作用があり、体内に蓄積した悪玉ミネラルと物質と結合し対外に排出する役割が期待できます。 食物繊維よりも毒素排出効果を持つとされています。 又、血中の循環も良くし、動脈硬化を抑制したり、免疫力を高める効果があります。

6.たんぱく質
  • 免疫力を高める効果
  • 貧血を予防する効果
  • 脳血管障害を予防する効果
  • 高血圧を予防する効果
  • 美肌効果
  • 丈夫な骨をつくる効果

三大栄養素の一つで私たちの体の血液や肉を作る大切な栄養素である。 細胞を生成し、筋肉や内臓、骨など身体を構成する主成分になります。 お肌の生まれ変わりには欠かせません。

7.ビタミンB2
  • 成長を促進する効果
  • 生活習慣病の予防・改善効果
  • ダイエット効果
  • 糖尿病を予防する効果
  • 粘膜や皮膚を健康に保つ効果

体内で様々な栄養素の代謝にかかわっているとされています。 脂質やエネルギーの代謝、爪や髪や肌などを健康に保つのにも役立つといわれています。 お肌の悩みや生活習慣病が気になる方、食生活のバランスが乱れがちの方は意識的に摂取するように心がけましょう。

8.カルシウム
  • 骨や歯をつくる働き
  • 骨粗しょう症の予防効果
  • 血液が固まるのを助ける効果
  • ストレスをやわらげる効果

丈夫な骨や歯を作り、筋肉や神経の働きをサポートしてくれます。 不足すると骨粗しょう症になりやすくなります。

9.ビタミンB6
  • 成長を促進する効果
  • 脂肪肝を予防する効果
  • 動脈硬化を予防する効果
  • 神経機能を正常に保つ効果
  • アレルギー症状を緩和する効果
  • PMSの症状を緩和する効果
  • つわりの症状を緩和する効果

たんぱく質を分解、合成などの働きをサポートし、皮膚や粘膜の健康を維持。 精神安定とされているセロトニンを作り出し動脈硬化、成長促進、ほかにアレルギー症状などを緩和する働きがあるとされています。 脂質の代謝もサポートし、肝臓に脂肪が蓄積するのをセーブするので、お酒をよく飲む人は 脂肪肝 を防ぐために摂取を心がけましょう。

10.リン
  • 骨や歯を丈夫にする効果
  • エネルギーを蓄える効果
  • 神経や筋肉の機能を正常に保つ効果

体内のリンはその85%がカルシウムやマグネシウムとともに骨や歯をつくる成分になっています。 残りの15%は筋肉、脳、神経などの様々な組織に含まれ、エネルギーをつくり出す時に必須の役割をしています。

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