コウジ酸 + 豊富なビタミン群
このコウジ酸は、抗酸化作用とメラニンを抑制する効果をもっています。
このため、肌の老化を活性酸素から守ってくれるほか、シミの原因になるメラニンの生成を抑えてくれるので、シミやくすみ、そばかすも防いでくれるのです。
ビタミンB群は脂質や糖質、たんぱく質の代謝に欠かせません。
甘酒にはビタミンB1やB2、B6、B12、パンとテン酸、ビオチン、イノシトールをはじめとしたビタミンB群がたっぷり
ビタミンB群は美白成分としても知られている成分ですから、お肌の健康を守ってくれる栄養素です。
『飲む点滴』といわれている甘酒。消化の吸収を助けてくれる消化酵素と、エネルギーに転換してくれるビタミンB群が豊富に含まれていることで、体力回復に優れているとされています。
体への栄養吸収率は、なんと90%以上だといわれていて、サプリメントやビタミン剤を飲むよりも、体にプラスの作用があるといわれているのです!
また、ブドウ糖やオリゴ糖が疲労を回復し、新陳代謝を高める他の成分は免疫力も同時に高めてくれます。
食物繊維 + オリゴ糖
甘酒の豊富な食物繊維が腸を刺激し、便秘解消を促します。
また、オリゴ糖が腸内フローラを改善、ビフィズス菌など善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすことで腸内環境を正常に整えていきます。
食物繊維とオリゴ糖を同時に摂取できる甘酒は、二つの働きが凝縮された腸に優しいドリンクなのです。
便通がスムーズになることで、便秘や肌荒れ対策なども期待できます。
アルコールが含まれない米麹の甘酒は、妊婦さんの便秘対策にもおすすめです。
ブドウ糖:満腹感をえられるので、食べ過ぎを防ぐ
オリゴ糖:腸内の環境をととのえてくれるので、便秘予防になる
リパーゼ:脂肪をエネルギーに変えてくれる酵素
甘酒には脂肪を消化してエネルギーに変えるリパーゼという酵素や、代謝に働きかける酵素が100種類以上も含まれているんです。
酵素は代謝に欠かせないとても大切な栄養素で、身体の中の酵素が減ると代謝が悪くなって太りやすい体質になってしまいます。
甘酒を飲むことで十分に酵素が補給され、代謝が良くなり、身体の中に溜まった老廃物や毒素が排泄されてます。
さらに腸内環境が整うことでダイエット効果まで期待できるというわけです。
また、甘酒そのものも100gで81㎉とても低カロリーなので、ダイエット中に甘いものが欲しくなったときにも最適な飲み物です♪
『3.便秘解消』でご紹介したオリゴ糖と食物繊維が、腸内環境を改善してくれます。
オリゴ糖はビフィズス菌のエサになるものなので、ビフィズス菌が増えることによって、腸内の環境が良くなります。
私たちの身体全体の免疫細胞の約60%は腸内にあり、この腸内の免疫細胞を活性化させているのが善玉菌なんです。
つまり、腸内の善玉菌が増えることで免疫力が向上、花粉症やアレルギーへの予防につながります。
ビオチンは、アトピー性皮膚炎に有効な成分でもあるんです。
フェルラ酸 + 酵素
フェルラ酸には抗酸化作用を持つため活性酸素を除去してくれる働きがあります。
甘酒に含まれる100種類以上あるといわれている酵素により、代謝が向上し、細胞が入れ替わり若々しくいられます。
ビタミンB6などの補酵素のおかげで代謝が促進され、更なる効果が期待されます。
パントテン酸 + GABA
安眠効果が非常に高く、パントテン酸やGABAの働きが副交感神経を刺激し、深くて質の良い睡眠へと導きます。
仕事で頭を使いすぎたり、人間関係でストレスが溜まったりする日々が続くと、交感神経ばかりが優位になっていきます。
寝つきの悪い方や、ストレスを感じている方は寝る前に甘酒を1杯お召し上がりになることをお勧めします。
ブドウ糖 + オリゴ糖
ブドウ糖やオリゴ糖などの糖分は、脳の唯一のエネルギー源です。糖分がなければ脳は働くことができません。
仕事や勉強に集中したい時や効率よく作業をしたいときに最適です。。
甘酒に含まれているペプチドにはアンジオテンシンⅡに変わるのを阻止する働きがあるので、血圧が上がるのを防ぐ効果が期待できます。
ビタミンB6 + 葉酸
ビタミンB6には、皮膚や粘液を丈夫に保つ働きがあるため、つわりの吐き気や胃のむかつきを抑えてくれる効果があります。
さらに葉酸には特に細胞分裂やDNAの合成などに必要とされています。
また、ビタミン6やビタミン12と共に動脈硬化を起こす原因でもあるホモシステインを減らしたり、赤血球を作っています。